鳥取県初!ピアサポートグループを立ち上げました

ピアサポートグループ
『  Anela -アネラ- 』

ハワイ語で『 天使 』という意味です໒꒱· ゚

私の二女が亡くなってしまったのは、2020年6月。
世の中はコロナへの不安一色で、第1回緊急事態宣言が解除されて間もなくの頃でした。

天使になってしまった我が子の話を聞いてもらいたい。これから私はどう過ごし、どう立ち直って行けば良いのか……同じ経験をされた方の話が聞きたい。そう思い調べましたが、鳥取県内には自助グループがありませんでした。
コロナ禍で県外に出られず、他県で開かれるお話会をずっと羨ましく思っていました。

あれから2年半の月日を過ごして来て、子供の人数を誰かに聞かれるたびに「3人です」と答え、2人目が亡くなってしまった事は話したり話さなかったりでしたが、話すと「なんか変なこと聞いちゃってごめんなさい」と言われたりしました。話したくて話しているので、謝っていただかなくて良いのですが……と思いますが、当事者ではない方からしたら、なんと言って良いのか分からないと思うんですよね。
みなさんが、生きている我が子の話をされるのと同じ感覚で、私もただ我が子の話をしたいだけなのです……同情されたいとかでもなく……

難しいなぁ……というか、話したことによって自分がまた傷付くことが多く、月日が経つにつれて、二女の話をだんだんと話せなくなりました。

そんな中、ある認知症のおばあちゃんが、家族のことももう忘れてしまったけれど、流産したときの事を繰り返しずっと言っておられる……という話を聞きました。

このままでは私もそうなる……
と思い、先月とあるお話会に参加してみました。
せっかくそれなりに前を向いて生きているのに、当事者と当時のことを話すとまたそちらに気持ちが引きずられて辛くなるかもしれないという不安もありましたが、そこには共感だけがあり、みなさんはじめましてなのに、私にとっては長年の大親友のように感じました。3人で話をしていましたが、気が付けば2時間!あっという間の時間でした。
そして、自分の経験を話したり、他の方のお話を聞くことによって、私だけではなかった……と、とても心が軽くなりました。

やはり当事者同士で話すことは必要だと確信し、自助グループが鳥取県に無いのなら私が作ろう!と思い至りました。

お子さんが天使になられたのが何年前でも何十年前でも構いません。可愛い我が子の話を、私たちとしませんか?もちろん秘密は厳守します。
カウンセリングとは少し違います。私はサポーターですが、私もピア(仲間)です。相互支援が目的です。私が経験していない事に関しては、他のサポーターもご紹介出来ます。

当面は定期開催ではなく、日時や場所のご希望を聞きながら、その都度ごく少人数でお話会を開催して行きます。(毎回4名以内)
私と1対1のお話会も大歓迎です。
開催場所も、参加者様のプライバシーを守るため参加者様だけにお伝えします。

AnelaのLINE公式アカウントを作りました。私しか読みません。友だち追加していただき、そちらからご連絡ください。よろしくお願いします。
天使クマちゃんの可愛いアイコンは、こぐまデザインのアキタヒロミさんにお願いしました。
当初お仕事として依頼したのですが、「二女ちゃんへの贈り物として描かせてもらえませんか?」と言っていただき、ありがたく受け取りました‪✩⃛

二女と同じ身長体重で作ったメモリアルベアをモデルに、空から舞い降りてきた天使を受け止めて抱いているイメージです。

赤ちゃんを亡くし、深い悲しみの中にいるご家族を支え、心の支援の必要性を社会に啓発する国際シンボルマークのピンク&ブルーリボンもカラーイメージとして入れていただき、とても優しく可愛いアイコンを作っていただきました。本当にありがとうございました。

1人でも多くの方へAnelaの存在が届きますように‪ஐ‬⋆*